◆第60回報知杯フィリーズレビュー・G2(3月7日、阪神競馬場・芝1400メートル、良)

 伝統の桜花賞トライアルに3歳牝馬18頭が出走し、2番人気のサンアントワーヌ(美浦・鹿戸雄一厩舎、父ドレフォン)は2着だった。荻野極騎手は昨年、結婚を発表後、義父である鹿戸師とは昨夏の七夕賞(バラジ=11着)以来、2度目となる重賞の舞台。

初コンビとなる同馬は、初めての関西圏のレースで、栗東に滞在して今回のG2に臨んでいた。

 1着は10番人気のギリーズボール(西塚洸二騎手)で勝ちタイムは1分20秒6。サンアントワーヌと4番人気で3着のアイニードユー(西村淳也騎手)までが、桜花賞・G1(4月12日、阪神競馬場・芝1600メートル)への優先出走権を獲得した。

 荻野極騎手(サンアントワーヌ=2着)「馬の雰囲気は良かったです。スタートも良く出てくれて、道中はリズムを取りながらスムーズな競馬ができました。勝ち馬とは枠順の差もあると思います。この馬自身は上手に走ってくれましたし、まだ体が成長段階。先々が楽しみな馬です」

 西村淳也騎手(アイニードユー=3着)「スタートは良かったし、ペースも悪くなかったです。でも粘れなかったですね」

 酒井学騎手(デアヴェローチェ=4着)「前回乗った北村友一君が1600メートルの距離を持たせるようにしてくれたおかげで、馬の後ろで脚をためることができました。内目の枠なら。力のある馬です。直線で前を向いたときにヨシと思ったけど、最後は同じ脚になってしまいました。

あれだけスタートが出たなら、もう少し内目の枠を引けていたら、もう少し脚をためていけたかなと思います。枠を考えればしっかり走ってくれました」

 富田暁騎手(プレセピオ=5着)「内枠でしたし、スタートは五分でいつもよりは出られたかな。この競馬ができたのは収穫ですね。勝った馬にシュッと入られたのが痛かったですね。切れるタイプではないので最後あそこで入られたのが…。あまりうまく乗れなくて申し訳ないです。馬は頑張ってくれました」

 永島まなみ騎手(フルールジェンヌ=6着)「上手に競馬をしてくれました。道中は最初だけ力むところがありましたが、すぐに折り合いがつきました。調教にも乗せていただいてワンペースという感じはありました。最後は坂で止まってしまいましたが、こういう形で力まず走ることを覚えてくれたらと思います」

 田山旺佑騎手(トワニ=7着)「ゲートを出てからのアプローチひとつで変わっていた気がします。馬の状態も良く、輸送にも慣れていたので、力を出せる状態ではあったのですが、うまく乗れず申し訳ないです」

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