◆WBC 1次ラウンドC組 日本―韓国(7日・東京ドーム)

 侍ジャパン菊池雄星投手(34)=エンゼルス=が7日、1次ラウンド2戦目となる韓国戦に先発。日本代表の一員としては初めての公式戦登板で、3回で63球を投げて6安打3失点4奪三振で降板となった。

 初回は1死も奪えずに先取点を奪われた。1番キム・ドヨンへの初球は154キロ直球で空振り。しかし、2球のカーブを左前打とされると、2番ジョーンズには2球目で中前打を浴びて無死一、三塁。3番イ・ジョンフには初球の154キロ直球を左前適時打とされ、わずか5球で先取点を失った。その後2死までこぎつけたが、2死一、二塁から6番ムン・ボギョンの打球は中堅・鈴木誠也が飛びつくも追いつかず、2点二塁打となった。

 思わぬ立ち上がりとなった菊池だが、2回以降は踏ん張った。2回は8、9番を連続三振に斬り、初回先頭で安打を浴びたキム・ドヨンも右飛に打ち取り3者凡退。3回は2安打で1死一、二塁のピンチを背負ったが、5番ウィットコムを見逃し三振に斬り、初回に適時二塁打を浴びたムン・ボギョンも直球で遊ゴロに打ち取った。

 菊池は米国でのキャンプを早めに切り上げ、2月22日から宮崎での侍キャンプに合流した。帰国後初登板となった今月2日の強化試合・オリックス戦(京セラドーム)では初回にいきなり3点を失い、4回6安打3失点だったが、最速156キロを計測。46球で4回を投げ切り、「まだ練習(強化)試合ですから。(捕手の坂本と)カーブを使おうという話をして、それが2回以降うまくいった」と振り返っていた。

 今季がメジャー9年目となる左腕はMLB通算48勝と実績十分。昨季は自己最多の33試合に登板し、7勝、174奪三振とエース級の力を示した。これまで日の丸とは縁のなかった雄星だが、6日の台湾戦の試合後には「国歌斉唱で鳥肌が立ちましたし、日本代表でプレーできることは特別なことだと改めて感じました」と話していた。

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