◆WBC 1次ラウンドC組 日本4―3オーストラリア(8日・東京ドーム)

 侍ジャパン菅野智之投手(36)=ロッキーズ=が、WBC1次ラウンド3戦目のオーストラリア戦に先発し、4回4安打無失点と好投。50球で4回を投げ切り、最速150キロを計測した。

 この日の試合前の声出しは菅野の巨人時代の同僚・岡本和真(ブルージェイズ)が担当。「僭越(せんえつ)ながら声出しさせていただきます。昨日もナイスゲームでした。今日は今日。菅野先輩めちゃくちゃ緊張していたので、早めに援護、僕らでできるようにやっていきましょう。さぁいこうー!」と話していた。

 試合後、公式会見で菅野は「トイレで会った時に(岡本から)『緊張してますか?』って言われて。『さすがにちょっとするよ』と。あいつは緊張感なくて打てていないので、後でカツを入れておきます(笑)」とし、「『守備は任せてください』と言ってたんですけど、期待されているのはそこじゃないと思うので、もうちょっと打ってくれるのを僕も期待しています」と後輩をいじった。

 この日はプロが出場した試合では66年の日米野球、全日本―ドジャース戦以来60年ぶりの「天覧試合」だったが、菅野の見事な投球で侍ジャパンが1次ラウンドC組1位通過を決めた。

 菅野は4強入りした17年以来のWBCでの登板。24年まで12年間在籍した巨人の本拠地が舞台で、同年10月21日以来503日ぶりの東京ドームでの凱旋登板ともなった。

「また東京ドームのマウンドで投げられる日が来るとは思っていなかった」と話していたが、慣れ親しんだ球場で輝きを放った。

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