◆第75回スプリングS・G2(3月15日、中山競馬場・芝1800メートル=3着馬までに皐月賞優先出走権)

 良血馬がクラシック出走へ当確ランプをともす。アウダーシア(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キズナ)の母はG1で2着2回(17年阪神JF、18年オークス)のリリーノーブル。

デビュー前から注目を集めた素質馬が、未勝利からの2連勝で初タイトルを目指す。

 デビュー4戦目で初めて手綱を執る津村明秀騎手にも素材の良さが伝わっている。初コンタクトとなった5日はWコースの外ラチ沿いを通って6ハロン84秒7―11秒4。先行したペッレグリーニ(5歳2勝クラス)と、びっしり併せて先着した。鞍上は「初めて乗ったけど、ハッキングの時点で背中の良さを感じた。未完成な部分はあるけど動きも良かったし、いいものを持っている」と高評価した。

 管理する手塚久厩舎は共同通信杯をリアライズシリウスで快勝。牝馬クラシック戦線でも、7日の報知杯フィリーズレビューで、ギリーズボールが豪快に差し切って名乗りを上げた。今週も美浦のトップステーブルが、有力候補をターフに送り込む。(浅子 祐貴)

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