◆第75回スプリングS・G2(3月15日、中山競馬場・芝1800メートル=3着までに皐月賞優先出走権)=3月10日、美浦トレセン

 皐月賞トライアルの第75回スプリングS・G2(3月15日、中山、3着まで優先出走権)で権利取りを狙うラストスマイル(牡3歳、美浦・本間忍厩舎、父ポエティックフレア)は10日、軽めの運動で追い切りへ向けて調整。本間調教師は「前走後は在厩でジワッと上げていって、調整は問題ない」と順調をアピールする。

 東京スポーツ杯2歳S5着以来だった前走のセントポーリア賞を快勝。全5戦でコンビを組む杉原誠人騎手は非凡な能力を感じ取る。自身が騎乗した4日のWコースでは、先行したアイアンソリッド(4歳1勝クラス)を外から抜き去り、5ハロン66秒3―11秒3をマーク。「感覚よりも速い時計が出る感じ。こういう馬は走りますからね」と走る馬の特長として感覚を伝えた。

 11年にデビューした杉原騎手は、JRA通算1570勝(うちG1・34勝)の藤沢和厩舎に定年解散となる22年まで所属。調教などで多くの馬にまたがった。「生意気な感じと遊ぶ感じと背中の柔らかさと緩さ、ペルーサに幅を出した感じ」。4連勝で青葉賞を制し、同年の天皇賞・秋でも2着に好走した古巣の実力馬と姿を重ねる。隠れた好素材と、まずは重賞初制覇に挑む。

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