◆第75回スプリングS・G2(3月15日、中山競馬場・芝1800メートル=3着までに皐月賞の優先出走権)=3月11日、栗東トレセン

 テルヒコウ(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父コントレイル)は坂井瑠星騎手を背に、栗東・坂路でオリーブグリーン(4歳1勝クラス)を1馬身追走。半馬身差遅れたが、終始手綱はがっしりと持ったまま。

リズムも折り合いも良く、52秒5―12秒3で駆け抜けた。

 ロックバンド「GLAY」のTERUが名付け親で注目を集めていたが、報知杯弥生賞ディープインパクト記念は骨りゅうの影響が長引いて回避。矢作調教師は「馬の状態としては、弥生賞から1週伸ばして良くなっていますが、成長という点ではまだまだです」と現状を冷静に評価した。

 それでも、トレーナーが「スタートダッシュが天才的」と目を見張るように、昨年10月の新馬は二の脚をつけてハナに立ち、二枚腰を見せて2馬身半差でV。続く東京スポーツ杯2歳Sでも楽々と主導権を握り、4着でも見せ場をつくった。「今回はどれだけ前、前で自分の競馬をできるかですね」と矢作師。父コントレイルが一冠目を制した皐月賞の舞台に立つため、ここは試金石の一戦となる。

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