◆第62回金鯱賞・G2(3月15日、中京競馬場・芝2000メートル、1着に大阪杯・G1の優先出走権)追い切り=3月11日、美浦トレセン

 ドゥラドーレス(牡7歳、美浦・宮田敬介厩舎、父ドゥラメンテ)は、戸崎圭太騎手を背に美浦・Wコースで3頭併せを実施した。馬場入りをかなりごねたが、コースに入ると落ち着きを取り戻し隊列の2番手を追走。

直線は馬なりのまま加速し、外ドゥカート(4歳3勝クラス)に併入、内カーラデマドレ(4歳2勝クラス)に1馬身先着を果たした。タイムは6ハロン83秒4―11秒6をマーク。宮田調教師は「前回は目の外傷で乗り込めない時期があって、いつも以上に緩い感じがありました。今回は幸いに炎症もぶり返さず調整はしやすいです。体つきは前回より今回の方がいいです」と一定の評価を与えた。

 通常は坂路で最終追い切りを行うのがパターンで、Wコースで3頭併せは4着だった22年菊花賞以来。トレーナーは「1週前の追い切りなどを見て、もう少し前、前の気持ちがほしいので久々に入れました」と意図を説明。それでも「戸崎騎手が『良くも悪くもおさまりがいい。もう少しガツンときてもいい。馬具を考えてもいい』と言っていましたし、チークピーシーズを着けることも考えます」とメンタル面にはいまだ不安を残している。

 ここまで重賞で4戦連続2着とあと一歩タイトルに手が届いていない。「ひとつタイトルを取って、さらに大きな舞台にいきたい」と妥協のない仕上げで強豪撃破へ挑む。

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