◆オープン戦 DeNA0―4広島(12日・横浜)

 まだ肌寒い3月のハマスタが、熱くなった。DeNAの9回に登板したのは山崎康晃(33)だ。

おなじみの登場曲にファンも「ヤスアキジャンプ」で盛り上がる。この日は球団15周年の一環として、神奈川県内の小学校62校から5、6年生の児童と教員約5500人を招待。声援をバックに、背番号19が躍動した。

 「オープン戦からすごい9回にこだわって、イニングも9回に投げさせていただいたりだとか。今日なんかは子供たちが多く来てる中で、やっぱり9回に立たせてもらって。やっぱハマスタで『ゾンビネーション』が鳴ることを本当に僕も楽しみにしていました。目指すべきポジションにしっかり戻ることが今、僕にとっての目標なんで」

 先頭の渡辺を147キロの高め直球で空振り三振に仕留めると、菊池は外角低めの149キロ直球で左飛に。最後は佐藤を低めの148キロ直球で見逃し三振斬り。1イニングを完全救援で、健在ぶりを見せつけた。

 名クローザーも過去2年で計5セーブにとどまる。守護神返り咲きを目標に、昨秋から鍛錬を積んできた。本拠地の9回に「しびれるものがある。

ここでずっと投げてきた身としては、譲れない気持ちで」と康晃。復活への手応えが詰まった17球だった。(加藤 弘士)

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