◆第28回阪神スプリングジャンプ・JG2(3月14日、阪神競馬場・障害芝3900メートル、良)

 10頭立てで行われた障害G2は、3番人気のディナースタ(牡7歳、栗東・辻野泰之厩舎、父ドゥラメンテ)がエコロデュエルの追い上げを鼻差で封じ、重賞初勝利を飾った。高田潤騎手は18度目の挑戦で同レース初勝利。

障害重賞27勝目で、26勝で並んでいた石神深一騎手を上回り、障害重賞で歴代単独最多の勝利数となった。勝ちタイムは4分30秒7。

 同馬は25年1月に障害初戦を迎え、これで4勝、2着4回と8戦連続の連対。今回、昨年の最優秀障害馬のエコロデュエルなどの強豪を撃破し、中山グランドジャンプ・JG1(4月18日、中山競馬場・障害芝4260メートル)での活躍が期待される。

 1番人気のエコロデュエル(草野太郎騎手)が2着。4番人気のヘザルフェン(森一馬騎手)が3着に続いた。

 高田潤騎手(ディナースタ=1着)「今日は厩務員さんとパドックで話しましたが、この馬史上、一番いい状態でした。陣営と自信を持っていこうと。メンバーは強いですけど、馬の力を信じて、強気に攻めようと。この馬もキャリアを積んで、これだけのパワーをつけてくれましたし、重賞を取りに行くつもりで騎乗しました。(8枠9番で)外枠でしたが、コースロスのないように心がけて、丁寧に乗りました。思った通りのいい走りができました。

狙うところはひとつしかないので、陣営と頂点を目指してやっていきたいです」

 辻野調教師「いい枠ではなかったですが、ジョッキーがうまく誘導してくれました。飛越の精度も前回よりも上がっていましたし、かみ合った結果が鼻差なのかなと。エコロデュエルの強さに脱帽しました。王者は強いなと。2キロあって、こちらが完璧な競馬をしてあの差ですからね。体調も活発でしたし、これで負けたらしょうがないと。ハードなレースでしたから、状態をしっかり確認してからですが、順調なら中山グランドジャンプへと思っています」

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