◆WBC 準々決勝 カナダ3―5米国(13日・米テキサス州ヒューストン=ダイキンパーク)

 カナダは初の8強入りで米国に善戦も、あと一歩反撃及ばず敗れた。ウィット監督は「チャンスはあったが、野球というスポーツは、それを生かせるかどうか。

チャンスはものにしなければならない」と、好機を生かせなかった中盤以降を悔やんだ。

 0―5の6回にブラック(ブルワーズ)の適時打とB・ネイラー(ガーディアンズ)で3点を返した。7回にも無死二、三塁の大チャンスを得たが、J・ネイラー(マリナーズ)が三飛、オニール(オリオールズ)とケイシー(マーリンズ)が連続三振に倒れ、食らいつくことはできなかった。

 大会初年度の2006年から参加し、今大会で初めて準々決勝進出を果たした。「これはひとつのステップ。皆が興奮を感じてくれたと思う。満員の観客の中で歓声が上がった。それが野球の姿。ただ、常に勝者と敗者は存在する。敗者側は受け入れることはつらい。選手は落胆しているが、誇りに思うべきだと言った。我々は国を代表して精いっぱい戦った。

この先、数か月、もしあの時ああすればと考えすぎると、この先、精神的に参ってしまう。選手は、胸を張るべきだ」と大きな成果であったと強調した。

 20年間同国の指揮をとってきたウィット監督は、去就を問われ「次の大会は3年先のこと。どうするか(監督続投)はわからない。負けたことは残念だが、正しい方向に前進した。現段階で判断するのはやすぎる」と語った。

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