14日の中山11RアネモネS・リステッド(芝1600メートル)で、12番人気のルールザウェイヴ(牝3歳、宮田敬介厩舎、父ロードカナロア)が、原優介騎手を背に2番手からの競馬で2着に粘り、桜花賞・G1(4月12日、阪神競馬場・芝1600メートル)の優先出走権を獲得した。

 中山マイルでは不利と言われる大外16番枠からのスタート。

宮田調教師は「ジョッキーがうまくポジションを取りに行って、2番手の収め方もすごく上手に乗ってくれた」と原騎手の手腕を称賛した。4コーナーで先頭に立つが、直線では「ソラを使って、究極に右にもたれた」と鞍上が悔しそうに振り返る。勝ち馬には3馬身離されたが、3着には1馬身1/4差をつけた。課題を見せながらも、キャリア2戦目で“G1切符”をつかむあたりに、大きな可能性を感じさせる。

 宮田師は「勝った馬は強かったですが、今できる最高の走りをしてくれました」と高く評価。今後は「状態に問題なければ桜花賞に行きたいと思います」と明言した。

 近親に15年の2冠馬ミッキークイーンや、半兄に24年小倉大賞典勝ち馬のエピファニーがいる血統馬。「お兄ちゃんも古馬になってから重賞を勝って、伸びしろのある血統ですからね」とトレーナー。キャリア3戦目で迎える桜の舞台でも、あっと言わせる走りを見せる。(三戸 達也)

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