WEST報知では、第98回センバツ高校野球大会(19日開幕・甲子園)に出場する注目選手を紹介する。最終回は、近江(滋賀)の主将・杉本将吾捕手と箕浦太士内野手(ともに3年)。
強肩捕手の杉本と1年春から4番を経験した箕浦。主軸を形成する2人が近江打線の看板だ。杉本は、現役時代に捕手だった小森監督の英才教育を受けた。8月の1か月間、全てダブルヘッダーの練習試合40戦にただ一人、フル出場した。「何もできなくて毎日、嫌になったこともある。それでも、みんながついて来てくれて支えになりました」。炎天下のなか、経験を積んだ日々が自信になった。
01年夏に主将として準優勝した指揮官は「(打撃は)元々、勝負強さはあったけど、下半身の強さに経験が加わり、一段と良くなった。
箕浦は1年冬に右足かかとを疲労骨折した影響もあり、昨年は納得がいく成績を残せなかった。「(打)率(4割8分1厘)は残せたけど、長打が出なかった」。冬は個人練習で毎日1000スイングをノルマに振り込んだ。「(練習では)長打も出ているし、手応えを感じています」と、本番が待ちきれない様子だ。
「長打力に自信を持っている」という杉本に、箕浦は「(飛距離は)譲れない。杉本が打つとうれしいけど、悔しい気持ちもある。甲子園でホームランを打ちたい」と、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。
小森監督は06年から19年間コーチを務め、昨年4月に監督就任。甲子園初采配になる指揮官に、杉本は「僕たちの代で監督さんに、まず1勝をプレゼントしたい」と決意。近江ブルーを身にまとい、2年ぶりの聖地で祝砲を放つ。
(高柳 義人)=おわり=
〇…杉本主将が甲子園でサク越え1号を放った。この日から始まった甲子園練習に、近江ナインは午前9時から一番乗りで登場。打撃練習で左翼席に鮮やかなアーチを描いた。22日の大垣日大との隣県対決に向け「誰も使っていないきれいなグラウンドでやらせてもらうことができて、感謝とうれしい気持ちでした。夢の球場でバッティング練習ができた。放り込めたとかは関係なく、打席に立てたことがうれしかったです」と笑みを浮かべた。
◆杉本 将吾(すぎもと・しょうご)2008年4月10日、滋賀・甲賀市生まれ。17歳。信楽小では信楽野球スポーツ少年団などでプレー。信楽中では近江ボーイズに所属。近江では1年春からベンチ入り。1年秋から正捕手。
◆箕浦 太士(みのうら・たいし)2008年10月4日、滋賀・栗東市生まれ。17歳。葉山小2年に軟式の葉山ウィンズで野球を始める。葉山中では大津瀬田ボーイズでプレー。ジャイアンツカップを含めて全国大会6度出場。近江では1年春からベンチ入り。1年秋からレギュラーに定着。181センチ、93キロ。右投左打。










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