桜花賞トライアルのアネモネS・リステッド(2着までに優先出走権)は14日、中山競馬場で行われ、2番人気のディアダイヤモンド(津村)が快勝した。手塚貴久調教師(61)=美浦=は、7日の報知杯フィリーズレビューをギリーズボールで制しており、2週連続で桜の切符を手にした。

 鮮やかな圧勝劇で一躍、桜花賞(4月12日、阪神)の有力候補に名乗り出た。レースセンスの良さを生かしてスッと好位へ。直線で前が開くと、瞬く間に後続を3馬身突き放した。初騎乗の津村は「調教で乗った感じもすごく乗りやすく、何も心配せずに行けました」と自信を持って臨んだことを明かした。

 昨秋はアルテミスSを目指すも体調が整わずに回避。昨夏以来となった前走のシンザン記念は、荒れた馬場で挟まれる場面もあり、9着だった。指揮官は「今日は実力を発揮できた」と本領発揮に笑顔。続けて「初めから(桜花賞に)行きたいなとは思っていた」と桜の舞台を意識する。クラシック4勝を挙げる同厩舎は、共同通信杯を制したリアライズシリウスも擁している。春の足音が近づくにつれ、その存在感は増すばかりだ。(浅子 祐貴)

編集部おすすめ