◆WBC 準々決勝 日本―ベネズエラ(14日・米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 侍ジャパンの森下翔太外野手(25)=阪神=がチームの窮地を救う一打を放った。途中出場で3回にこの日初打席。

阪神の同僚・佐藤輝明内野手(27)の同点打に続き、1死二、三塁で勝ち越し3ランを左翼席に放り込んだ。

 メジャーで2年連続2ケタ勝利の左腕、R・スアレス(レッドソックス)の決め球のチェンジアップにやや体勢を崩されながら、値千金の一発を左翼席へ。打球速度105・7マイル(約170・1キロ)、飛距離388フィート(約118・3メートル)、角度30度の3ラン。森下は何度も飛び上がりながら大喜び。ベンチでは井端監督が真っ先に飛び出し、珍しくド派手なガッツポーズを披露した。

 初回の攻撃で鈴木誠也カブス)が盗塁を試みた際に右膝を痛めて負傷。そのまま退き、森下が急きょ中堅に入った。本職は右翼だが、“有事”にも備えて宮崎合宿から中堅も準備。大事な一戦で出番が急きょ巡ってきた。井端ジャパン発足時からの常連メンバー。24年のプレミア12でも全試合で4番を務めて本塁打を放つなど、指揮官の期待に応え続けてきた25歳が大一番でも快音を鳴らした。

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