◇春季東京都高校野球1次予選▽1回戦 三鷹中教校15―0青鳥特別支援=5回コールド=(15日・堀越球場)

 春季東京都大会1次予選の1回戦が行われた。軽度知的障害のある生徒が通う青鳥特別支援は0―15で三鷹中教校に5回コールド負けとなったが、初回を無失点に封じるなど着実な成長を示した。

単独出場を果たした24年夏の公式戦以降では、昨秋の東京都大会1次予選で二松学舎大付に0―18で敗れたスコアを上回り、過去最少失点となった。

 3回までは小刻みな継投に加え、要所で併殺を奪うなど3失点にとどめた。しかし4、5回に四球などでためた走者を長打でかえされ、12点を失った。「9回まで試合をしよう」という目標は果たせなかったが、試合前のじゃんけんに勝って選んだのは後攻。相手を5イニングの攻撃で過去最少失点に封じるなど、全力でぶつかった。

 23年にベースボール部を発足させた久保田浩司監督は、「今までは相手の実力を考えると先攻というパターンが多かったが、裏(後攻)を取って9回までやっていこうという野球が考えられるようになってきた」と説明。さらに「ベンチで見ていても手応えがあるゲームになった。部員も一つ一つ自信をつけて、また夏に向けてやっていけるゲームになった」と収穫を語った。

 昨年3月の春季東京大会1次予選・産業技術高専戦では、1―37と同校公式戦初の得点をマークしたが、この日は好機を作りながら無得点。夏の大会へ向けては、「1点の1を1勝の1にしよう」が合言葉となっている。久保田監督は「これからしっかり練習を積んでいけば、9回まで行って勝ちが見えてくるような野球にはなりつつあるなと思っている。また1点の1を1勝の1に変えられるように、練習を積んで頑張ってきたい」と語った。

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