昨夏の甲子園に出場した市船橋(千葉)の海上雄大監督(44)が退任し、野田和宏部長(36)が監督に就任することが15日、分かった。年度末の人事異動に伴うもので、同日に船橋市内の同校で保護者や関係者に説明が行われた。

 海上監督は同校OBで、1998年夏の甲子園に出場。指導者として母校に戻り、2021年から監督を務めた。22年夏の千葉大会を制して母校を15年ぶりの甲子園に導き、同大会では25年ぶりとなる夏の甲子園勝利を挙げた。昨夏も千葉大会を制し、監督就任5年間で2度の甲子園出場という実績を残した。後任の野田新監督も同校OBで、07年夏の甲子園に主将として出場。長年にわたり母校の指導に携わり、近年は部長としてチームを支えてきた。

 この日の説明会で、海上監督は「来年度から新しい体制で市船野球部がさらに前進していくことを願っています。これまで支えていただいた保護者、関係者の皆さまに心から感謝しています」と退任を報告。野田新監督は、「伝統ある市船野球部を引き継ぐ責任の重さを感じています。選手が安心して野球に打ち込める環境をつくり、チーム一丸となって千葉の頂点を目指していきたい」と抱負を語った。

 公立校でありながら、春夏通算9度の甲子園出場と激戦区・千葉で存在感を示し続ける“市船”が、1996~98年以来となる夏の千葉大会連覇へ向けて新体制でスタートを切る。

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