◆若葉S(3月21日、阪神競馬場・芝2000メートル=2着までに皐月賞の優先出走権)

 コレオシークエンス(牡3歳、栗東・佐藤悠太厩舎、父サートゥルナーリア)は昨年11月の新馬(東京・芝1800メートル)で好発とスピードの違いからハナに立ち、直線もしっかりと伸びて初陣Vを飾った。馬体の雰囲気とギアも備えていそうで注目していたが、キャリア2戦目で重賞初挑戦だったきさらぎ賞でも自然とハナに立ち、0秒1差の4着だった。

 調教でのしなやかな動きや時計的にも、能力はあると感じていた。それでも重賞好走馬を相手に直線で並びかけてきた5着馬を振り切り、再加速。逃げ切ったかに見えたが、1~3着馬もしぶとく脚を伸ばし、ゴール前でのみ込まれた。しかし、最後はハミが抜け、物見するような面もあっての結果。ゲートの出が良すぎる点や気性的に少し難しい面はあるが、能力は間違いなく重賞級だという確信に変わった。

 今回はコーナー4つの舞台、芝2000メートル戦、阪神コースと初めての条件が重なる。それでも、折り合いに難があるタイプには見えず、取材を重ねるたびに陣営からも良化しているのが、ひしひしと伝わってくる。佐藤悠調教師が「心臓はめちゃめちゃいいよ」と評価する姿も印象的だ。本馬の成長と開業1年目の昨年に21勝を挙げた厩舎力に期待したい。皐月賞でも追いかけたい一頭だけに、ここは勝ち切ってほしい存在だ。(松ケ下 純平)

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