侍ジャパン井端弘和監督(50)が今回のWBCを最後に退任することを受け、日本野球機構(NPB)は後任人事のリストアップと選定に着手する。今秋開催予定のアジア・プロ野球チャンピオンシップでの新体制始動に向けて6月頃の新監督発表を目指すことになりそうだ。

 27年秋のプレミア12は28年ロサンゼルス五輪の出場権をかけた重要な戦いとなる。さらに、五輪後の第7回WBCは29年か30年開催の両案があるとみられ、今後主催者であるWBCIからの発表を待つことになる。

 井端監督の任期は5月31日まで。NPB事務局長で侍ジャパン強化委員長の中村勝彦氏は16日、都内で「まだ(後任)候補は出ていない」としながらも「そんなに時間もない」と説明。「プレミア12や五輪もある。(大会が)続くのも大変ですよね。簡単に『はい、わかりました』と受けにくいと思う。スピード感よりも、しっかり話をしてから」と候補者と面談を重ね、慎重に次期監督を決定する意向を明かした。

 史上初のWBC8強敗退となった敗因分析と新たな組閣やメジャー組を含めたチーム編成、運営方針など話し合うべき議題は山積する。中村氏は「近いうちに反省会などを含めてしっかりと話し合いたい」と井端監督も交えて今回出た課題と収穫を洗い出す考えで、強化委員会を近日中にも開催する予定。V奪回を狙うにふさわしい新たな監督への就任打診を模索していくことになる。

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