◆第56回高松宮記念・G1(3月29日、中京競馬場・芝1200メートル)1週前追い切り=3月18日、栗東トレセン

 鞍上も納得だ。ナムラクレア(牝7歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父ミッキーアイル)は、浜中俊騎手を背に、栗東・坂路で半妹のナムラクララを2馬身半追走。

真後ろで我慢を利かせてスッと並びかけると、楽な手応えで真っすぐと加速して51秒7―11秒7で半馬身先着した。先週、後肢に緩さを感じていたという浜中騎手は「非常によかったと思う。先週より質も良くなって、状態もいいと思います」とうなずいた。

 前走・阪神Cはメンバー最速となる33秒2の末脚を繰り出し、ルガルに鼻差の2着。G1では通算【0343】で、高松宮記念は初出走の23年から3年連続で1馬身、頭、3/4馬身差の2着。タイトルは目の前にある。

 今回は、21年の小倉2歳Sを制覇して以降、24年キーンランドC(5着)まで16走連続で手綱を執った浜中騎手と約1年半ぶりのコンビで悲願のG1制覇を狙う。長谷川調教師も「本当に素晴らしい競走能力。なんとか勝たせたいですね。特に不安のない仕上がりになると思う」と調整に力を込める。25戦目で迎えるラストラン。有終へ仕上げ切る。

(松ケ下 純平)

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