◆第56回高松宮記念・G1(3月29日、中京競馬場・芝1200メートル)1週前追い切り=3月19日、栗東トレセン

 高回転のフットワークで雨を切り裂いた。パンジャタワー(牡4歳、栗東・橋口慎介厩舎、父タワーオブロンドン)は不良馬場の栗東・CWコースでクラウディアイ(4歳1勝クラス)を1馬身半追走。

直線で力強く脚を動かし、6ハロン81秒9でラスト2ハロン11秒1―11秒3と抜群の伸びを見せて半馬身先着した。松山弘平騎手は「雨が降って馬場も悪かったけど、その中でしっかり動けていました」と動きを評価した。

 昨年のNHKマイルCでG1馬となり、続くキーンランドCは初の古馬を相手に、別定57キロを背負って連勝した。近2走は豪州(ゴールデンイーグル)、サウジアラビア(1351ターフスプリント)でともに5着だったが、橋口調教師は「精神的に強くなった。オンとオフがしっかりして、馬自体は体も含めて大人になってきている」と海外遠征を経ての成長を感じ取っている。

 2走ぶりに7戦目のコンビを組む鞍上は「サウジ前の追い切りがすごく良く感じたので、それと比べると物足りなさは正直あります」とも打ち明けた。それでも、「今日、弘平が乗ったことでしっかりレースだと分かってくるだろう」と指揮官。22日、26日に予定する坂路での追い切りで、さらなる上積みを加える。

編集部おすすめ