スプリングSのアスクエジンバラは2着でした。先の大一番を見据えた仕上げで、賞金加算という最低限の仕事はできましたが、やはり悔しい。

もっと持ったままで脚をためることができれば、また違った結果になっていたかもしれません。

 ただ、勝負どころの反応や落ち着き、折り合いなどに成長は感じられ、非常に楽しみが増えた前哨戦でした。あとはレースまでの4週間、再びできるだけのコンタクトを取り、状態を上げていくのみ。今は皐月賞でもいい勝負ができるのでは、という手応えが十分にあります。

 先週は10日に亡くなった嶋田賢オーナーのサンダーヴィントで土曜中山6Rを勝ちました。日頃から所有馬の“番頭”の方と親交があり、今まで8勝させてもらいました。喪章を着けてのレースは、最後の最後に首差だけ前に出る差し切り勝ち。天国から後押ししてくれたのかなと思います。本当にお世話になりました。

 今週は2日とも中山でのプレー。フラワーCのバースデイフライトは重賞で楽ではありませんが、どこまで力を引き出せるか。千葉Sのエコロアゼルはスピードを生かした競馬で、最後まで踏ん張り通せればと思います。

(JRA騎手)

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