◆米大リーグオープン戦 ブルージェイズ11―0ヤンキース(19日・米フロリダ州ダンイーデン=TDボールパーク)
ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)が19日(日本時間20日)、WBC日本代表から再合流後2戦目でマルチ安打をマークした。ヤンキース戦に「7番・三塁」で先発し、4回無死一塁で左前安打を放つと、5回無死一塁では中堅フェンス直撃の二塁打。
快晴のフロリダに乾いた音が響き、一直線に伸びていった。5回無死一塁。岡本がカウント1―2からカットボールを捉えた打球は、あっという間にセンターの頭を越えていく。スタンドインまであと約50センチ。フェンス直撃の強烈な二塁打だ。打球角度はわずか19度ながら飛距離は約123メートルの弾丸ライナーでの長打になった。「結果よりどういう内容にできるか。ちゃんと捉えられた」。直後に代走を送られると現地ファンからは「オカモトさん!」の声が飛び交った。
侍ジャパンから再合流後初安打を放つなど3打数2安打。
メジャー特有の大胆シフトにも正面から向き合う。データの活用が進むメジャーでは守備時に打者に応じて日本以上に大きくポジショニングを変える。三塁の岡本は試合中、ポケットに忍ばせたデータなどが記された紙を確認しながら立ち位置を変えていった。ある時は遊撃付近まで移動し、右の強打者を迎えれば三塁ベース後方でプレーした。
WBCでは準々決勝で敗退した。大会を通じて19打数4安打の打率2割1分1厘、1打点。「悔しいけど、(今後に向けて)しっかり自分のやるべきことをやる」と経験を糧に進化を誓っている。迫りつつあるメジャーでの開幕。「ここからが大事。やるべきことをやりたい」と見据えた。岡本が新天地でもひたむきに準備を進めている。(宮内 孝太)










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