元巨人で2009年ワールドシリーズMVPの松井秀喜氏(ヤンキースGM付特別アドバイザー)が21日(日本時間22日)、ニューヨーク州内で子供を対象とした野球教室を開催し、約30人を熱血指導。巨人からポスティング制度でメジャーに移籍した岡本和真内野手(ブルージェイズ)に期待を寄せた。

 「特別な思い? それはありますよ。巨人の後輩ですし。ア・リーグ東地区ですし。ヤンキースにとってはライバルチームですしね。そういう意味でも追いやすい。彼は守備もうまいと思います」。ヤンキースGM付き特別アドバイザーとしても、岡本の活躍は気になるところだ。「彼自身がそういう(メジャー移籍の)希望を持っているということは、違うところ(情報筋)から聞いていました」と明かした。

 巨人からのメジャー挑戦は、1997年の柏田貴史投手(留学)に始まる。2007年桑田真澄、2009年上原浩治、昨年の菅野智之ら計8人の投手が巨人からメジャーに移籍した。一方、野手は2003年に松井氏がFAでヤンキースに移籍して以来、岡本まで、実に23年間の長い時間を要した。「いや、私以来とか全く関係なく、応援したいなと思います」

 アドバイスがあるかと問われると、「何もないですね。

実績もあるし、今は色んな情報もある。自分で何でもできる選手だと思うんで」と語った一方、「全部がキーになるし、これだけやっとけばいいというのはないと思うし、これはなくてもいいというのもない。レギュラーの野手になるんだったらね」と厳しい世界を説いた。巨人の第62代四番が、第89代四番に熱いエール。可愛い後輩の活躍を、松井氏は楽しみに見守っている。

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