◆第56回高松宮記念・G1(3月29日、中京競馬場・芝1200メートル)=3月24日、美浦トレセン

 インビンシブルパパ(牡5歳、美浦・伊藤大士厩舎、父シャラー)がブリンカー着用で一変を狙う。伊藤大士調教師は「1週前追い切りで試したら、集中していて見事に手前も替えていた。

左右に馬がいると変にムキになって手前を替えなかったりするので」と意図を説明した。

 力さえ出し切れれば通用すると信じている。「ベストはハナ。少なくても4角ではそういう状態をつくりたい。テンのスピードは世界でも通用すると思うので」とトレーナーは言葉に力を込めた。2走前のブリーダーズCターフスプリント・米G1(6着)挑戦で、この馬の武器を再確認。ブリンカーで能力全開の競馬が出来れば、チャンスは十分にあるとの見立てだ。

 海外遠征明けだった前走を叩いて、状態面も確実に上向いている。オーシャンSはまさかのブービー15着に終わったが、伊藤大師は「息の入らない展開になってしまったし、馬体も数字以上に余裕があったかもしれない。1回使ったことで馬体にメリハリが出たし、上がってきていますね」と手応えを感じていた。

 秘密兵器は25日の最終追い切りは着用しない予定。「刺激を与えるため、ブリンカーはレースだけ着けます」。

重賞初制覇を飾ったCBC賞と同じ舞台で、伊藤大師は馬具効果を最大限に引き出したい考えだ。

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