◆第56回高松宮記念・G1(3月29日、中京競馬場・芝1200メートル)追い切り=3月25日、美浦トレセン

 王者は覇気に満ち満ちていた。サトノレーヴ(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎、父ロードカナロア)は美浦・Wコースで3頭併せを実施。

僚馬2頭を前に見ながら道中は進め、直線で内から並びかけると中サトノラクローヌ(5歳1勝クラス)に1馬身先着、外エンジョイドアスク(3歳未勝利)に併入した。

 5ハロン66秒1―11秒8の数字以上に手応えは良く、連覇へ向け態勢は整っている。河原助手も「やりすぎないように意識していい追い切りができました。前倒しで調整したので、先週で仕上がっています」と納得の表情を浮かべた。

 7歳を迎えても「昨年に海外経験を積んでドッシリとしてきました。もともと晩成タイプだと思っています」と同助手が評価するように、衰えは一切感じられない。「パンパンの良よりは、少し力のある馬場の方が適性はあります」と週中の雨もプラスに働く可能性が高い。昨年のスプリンターズSは4着、前走の香港スプリントは9着と人気を裏切る結果が続いているが、鞍上に新コンビのルメール騎手を配し万全の仕上げで臨む今回。復権の時は迫っている。

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