◆センバツ第8日 ▽2回戦 大阪桐蔭6―5三重=延長10回タイブレーク=(26日・甲子園

 大阪桐蔭で、西武・中村剛也内野手(42)の長男・中村勇斗(2年)が1点リードの7回の守備から一塁に入り、甲子園初出場を果たした。いきなり一、二塁間のゴロを処理し、直後の打球も一ゴロ。

軽快な動きをみせた。

 「自分のところに飛んでこいというマインドを作って入ったので、そこの場面で(打球を)取り切れたので良かったです。エラー一つしたら相手に流れが一気にいってしまうので、そこを取り切れたのは良かったです」と勇斗。同点の9回2死走者なしで回ってきた打席は、2球スライダーを見逃し追い込まれ、3球目の145キロの直球にフルスイングも三振に倒れた。

 「あの場面で1本出たらチームとしてもすごく大きいと思いますし、あそこでの1点は大事やと思うんですけど結果が出なかったので、練習するだけやと思います」と振り返った。

 打席では、三塁側アルプスの大阪桐蔭ブラスバンドから、父親と同じ西武の応援歌が演奏される粋なプレゼントも。「あまり気にしてなかったですけど、そうですね。その応援歌に恥じないように出来たらと思います」。延長10回タイブレークで一塁走者となった時点で代走を出され交代。チームは1点を加え接戦を制した。

 父からは「頑張れよ」という言葉で甲子園に送り出されという。「とにかく次の試合も勝利に貢献したいですし、とにかく勝つだけです」と話した。

 勇斗は、父親の母校でもある大阪桐蔭に進学し昨秋にベンチ入りしたが、途中出場の2試合のみ。今大会では背番号17でベンチ入り、1回戦は出場がなかった。

 父・剛也は高校通算83本塁打の実績を誇るが、3年夏の大阪大会決勝で敗れるなど、甲子園出場はなかった。

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