◆米大リーグ ブルワーズ14―2ホワイトソックス(26日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が26日(日本時間27日)、メジャー1年目の開幕戦、敵地・ブルワーズ戦に「6番・一塁」で先発出場。日本人選手では史上6人目のデビュー戦アーチを放った。

 1―14と大量ビハインドの9回先頭の第4打席だった。村上は右腕ウッドフォードの3球目、真ん中付近に入ってきた90・5マイル(約145・6キロ)カットボールを振り抜いた。打球速度103マイル(約165・8キロ)、角度31度、飛距離は384フィート(約117メートル)で右翼席へ。メジャー初安打がホームランとなり、敵地は騒然となった。

 日本人選手がデビュー戦本塁打は2004年の松井稼頭央(メッツ)、06年の城島健司マリナーズ)、08年の福留孝介カブス)、16年の前田健太ドジャース)、20年の筒香嘉智(レイズ)に次いで6人目。村上はこの日、2回1死のメジャー初打席で最速167キロ超の怪物右腕ミジオロウスキーから四球を選ぶなど2打数1安打1打点2四球だった。

 昨季終了後にヤクルトからポスティングシステムを利用し、2年3400万ドル(約54億円=契約時のレート)でホワイトソックスに加入した村上。チームは3年連続100敗以上を喫するなど苦しんでいるが、22年にはNPB史上最年少で3冠王に輝いた“村神様”に救世主としての期待がかかっている。

 現地中継局など米メディアの取材に対する村上の一問一答は以下の通り。

―デビュー戦

「スタートとしてというか、第一歩を踏み出せた気持ちはすごく強いですし、でもチームがこういう感じで負けてしまったので、また明日休んで、あさって勝てるように頑張っていきたいと思います」

―対ミジオロウスキー

「すごくワクワクしましたし、楽しかったです」

―打席での心構え

「しっかり落ち着いてボールも見極めることができましたし、ある程度自分のそういった球をスイングしていくというところではできたので、これをどんどん続けられるようにやっていきたいと思います」

―ファンから記念球が返ってきた

「日本でもボールは、初めての時はボールを、いろんな記念の時は返してもらってバットと交換するので。初めての経験ではなかったです」

―どうするか

「日本に送るか、多分実家の方に送ると思います」

―メジャーデビューを終えて

「すごくうれしく思いますし、目標にしていたところでもあるので。こうしてスタートも切れたんですけど、あと161試合ありますし、終わってみてしっかりいい結果を残せるように、また一日一日集中してやっていきたいと思います」

―実際グラウンドに立ってみて

「意外と冷静にプレーできましたし、舞い上がることなく、しっかり地に足着けてプレーすることができたので。

でも、すごく素晴らしい空間でした」

―ホームラン

「ファウルにはならないと思いました。角度も良かったですし。ちょっと先っぽでしたけど、しっかりいい角度で捉えられていたので良かったです」

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