◆JERAセ・リーグ 巨人3―1阪神(27日・東京ドーム)
生まれ変わった巨人を随所に見せつけた。阿部慎之助監督(47)は「ミスター魂」を胸にベンチで大きな声を出して選手たちと熱く戦った。
まずは竹丸だ。球団64年ぶり新人開幕投手で白星。試合前から「動じていないというか。そういうのを見せないのもすごい」と驚かされたというが、その通りの快投に「素晴らしい」と絶賛した。6回1失点でベンチで交代を告げ「君はすごいな」と声をかけた。
エース山崎が右肩コンディション不良で開幕2軍の非常事態。思い切ってドラ1左腕を開幕投手に抜てきした。監督室で「開幕いくぞ!」と通達した時は「ひょうひょうとしていたよ。ちょっとニコッとしてたけど」と新人らしからぬ反応に、さらに期待は高まった。
この日は昨年6月に亡くなった恩師・長嶋茂雄さんの遺品のベージュのチェック柄のジャケット、スラックスを着用して「ミスター魂」を胸に球場入りした。2月のキャンプ前、都内の長嶋さんの自宅を訪問した際、次女・三奈さんの厚意でもらって仕立て直したもの。長嶋さんが今年の開幕戦を観戦時につける予定だった「3」の番号が入った巨人の帽子形の形見のブローチも継承してつけてきた。
主砲の岡本がメジャー移籍した攻撃陣は、長嶋さんが監督だった94年のグラッデン以来、球団32年ぶり外国人開幕1番のキャベッジが先頭打者本塁打。オープン戦打率1割台も、信じて2番に起用した新戦力の松本は11球粘って四球で出塁した。3番・泉口がヒットエンドランで右前安打。一、三塁と好機をつくり、貴重な2点目につなげた。リーグ3位の昨年の反省も踏まえて練習してきた機動力野球も絡め、新外国人の4番・ダルベックにも一発が出た。巨人戦通算7試合4勝0敗、防御率0・54だった難敵・村上を揺さぶり、通算8戦目で初めて黒星をつけた。
大勢、マルティネスがWBCの影響で開幕メンバー外の中、7回から船迫、新戦力の北浦、田中瑛で0封リレー。










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