フィギュアスケート ▽世界選手権 第3日(27日、チェコ・プラハ)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位から出たミラノ・コルティナ五輪銀メダルの坂本花織(シスメックス)が、158・97点。合計238・28点で1位となり、2年ぶり4度目の優勝。

日本史上最多Vを自己ベストで達成した。「後悔はまったくない。このパフォーマンスと共に、お別れを言える」と、現役ラストダンスを飾った。

 日本女子初の3大会連続出場を果たしたミラノ五輪は、銀メダル。1位と1・89点差で、フリーのジャンプにミスが出てわずかに五輪金メダルを逃した。「オリンピックで思い描いていた結果にならなかったことが、本当に一番、後にも先にもこれが一番悔しいという経験をして」と坂本。年始には、補欠の渡辺倫果に「心づもりはしておいて」と辞退の意向もあったが、五輪直後から気持ちは世界選手権へ向いた。渡辺からは「最後、かおちゃんが世界選手権で滑ってる姿を見たいから、ぜひ出て下さい」と連絡も。坂本は「世界選手権で(SPの)スモールメダル2つ、ジャンボメダル1つ取って返らないと納得できないと思って。それをしっかり果たすことが出来たので、終わりよければ全てよし、です」と納得の表情で語った。

 千葉百音(木下グループ)とワンツーフィニッシュを果たし、浅田真央を上回って史上最多の優勝回数となった。「本当に、キリのいいタイミングで締められるので。

あの、最後フリー(愛の讃歌)の3曲目です。『何も後悔はしてない』という意味です」と、晴れやかに語った。

 

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