◆第56回高松宮記念・G1(3月29日、中京競馬場・芝1200メートル、良)

 春のスプリント王決定戦に18頭が出走し、1番人気のサトノレーヴ(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎、父ロードカナロア)が直線で力強く抜け出し、史上2頭目の連覇を飾った。2年連続の勝利は2010、11年のキンシャノキセキ以来。

初コンビのクリストフ・ルメール騎手は5度目の騎乗で初勝利。フェブラリーS(コスタノヴァ)に続くG1連勝となった。勝ち時計の1分6秒3は2016年にビッグアーサーがマークした1分6秒7を上回るレースレコードとなった。

 同馬は昨年の最優秀スプリンター。昨年の香港スプリント(9着)以来3か月半ぶりの実戦で、昨年の同レース以来の勝利。堀調教師はキンシャサノキセキでの2010、11年以来、2度目の連覇。安田隆行調教師を上回り、単独最多の4勝目とした。

 15番人気のレッドモンレーヴ(酒井学騎手)がゴール前で鋭く伸びて2着。7番人気の9歳馬ウインカーネリアン(三浦皇成騎手)が、ゴール前でしぶとく脚を伸ばして3着に続いた。

 昨年のNHKマイルCの覇者のパンジャタワーは4着だった。年長馬との初対決となった昨年のキーンランドCでは57キロを背負って完勝。直近では豪州のゴールデンイーグル、サウジアラビアの1351ターフスプリントの海外遠征で2戦連続の5着となり、今回のG1に臨んでいた。

 馬連は1万1220円、馬単1万5510円。ワイドの6-8が1万4280円。3連複は5万6010円。3連単24万5730円。5つの式別で万馬券となった。

 松山弘平騎手(パンジャタワー=4着)「1番枠は良かったですし、その後も無理をせずに脚をためられて、直線は一瞬、来られそうだったけど、最後の最後に脚が上がってしまいました。勝った馬が強かったですし、海外からの過程で調整が難しいなか、上手に仕上げてくれた厩舎に感謝したいです。また頑張りたいです」

 丸山元気騎手(レイピア=5着)「枠は外でしたが、スタートをしっかり決めて、ウインカーネリアンの後ろで我慢させて、運べました。直線もしっかり伸びてくれましたし、頑張ってくれています」

 高杉吏麒騎手(ダノンマッキンリー=7着)「前回より稽古の具合が良かった。スタートが良かったらリズム良くと思っていたけど、前でごちゃついて無駄にファイトしてしまいました。最後に来ているぶん、もったいなかったです。また頑張りたいです」

 富田暁騎手(エーティーマクフィ=8着)「内枠だったのでリズム良くと思っていたけど、3コーナーのロスが痛かったです。

そこでトモ(後肢)を落として消耗してしまったし…。最後も伸びてはいるので、今日の具合でスムーズならという内容でした。またチャレンジできるように頑張っていきたいです」

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