◆第58回ダービー卿チャレンジトロフィー・G3(4月4日、中山競馬場・芝1600メートル)

 昨年7月の関屋記念11着を最後に休養していたイミグラントソング(牡4歳、美浦・辻哲英厩舎、父マクフィ)が、復活の糸口を示す走りができるのではないかと注目している。

 昨年4月のニュージーランドTは、24年朝日杯FSの覇者アドマイヤズームを相手に上がり3ハロン33秒1の末脚で豪快な差し切り。

「中山の方がよりいいのではないかという印象」と石川裕紀人騎手は、その前走2月の東京(1勝クラス、3着)で騎乗した際の感触を伝えており、その言葉を聞いたことで本命を託す決心がついたことを今でも覚えている。

 その後はNHKマイルC、関屋記念と惨敗を喫したが、左回りや直線が長いコースへの適性。加えて昨秋に、のどの手術を施したことを踏まえると、この馬のパフォーマンスを出すことができない状況だったと割り切ることができる。

 先週の追い切りでは、先行する僚馬2頭を抜群の手応えで抜き去っており、術後はここへ向けて順調に調整されてきたことが分かる動き。さらに今回は重賞勝ちがある中山マイル替わり。復帰初戦からガラリ一変があってもいい条件がそろった。(浅子 祐貴)

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