札幌市のIT企業「ウェルネット」が、スピードスケート部を発足した。ミラノ・コルティナ五輪代表の山田和哉(24)、蟻戸一永(24)に加え、短距離の若手有望株である山本悠乃(23)が初期メンバーとして入部。

2030年冬季五輪での代表入り、そしてメダル獲得を目指してスタートを切った。

 同社は、22年から選手へのサポートを開始。昨季時点で4人の選手を社員として採用してきたが、社内での一体感を高めて、より手厚い支援を進めるために部を発足させた。1984年サラエボ五輪代表の鈴木靖監督(63)、山田和の兄で昨季限りで第一線を退いた山田将矢選手兼コーチ(29)の指導体制で強化を進めることも決定。同社の宮沢一洋社長は「自分の可能性を試せるようなフィールドを提供することが大きな目的。世界を代表するチームに育てたい」と意気込んだ。

 男子スピードスケート陣は、ミラノ五輪でメダル「0」。次回の2030年フランス・アルプス五輪に向けて強化が急務な状況だ。2大会連続の五輪出場、そして初のメダル獲得に期待がかかる山田和は「今季はオリンピック出場を目標にしていたけど、勝ちに行こうとしている選手にはおよばないと思った。金メダル獲得、そして出場が最低限と言えるくらい強くなりたい」と力を込めた。

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