◆米大リーグ ホワイトソックス―ブルージェイズ(4日、米イリノイ州シカゴ=レートフィールド)

 ブルージェイズの岡本和真内野手(29)とホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が4日、ともに4番でスタメン出場する。今季初の日本人4番対決が実現。

その背景はー。

 ホワイトソックスのベナブル監督は試合前、村上を3月28日のブルワーズ戦以来、6試合ぶり今季2度目の4番に起用した理由について「相手が左腕のオープナーで来たので、対応して上位に右打者を並べたかった。村上が悪いとかではなく、彼のことは、どの打席でも好きですが、左対策の戦略です」と説明した。ブ軍はラウアーが体調不良で登板間隔を明け、きょう5日(6日)の最終戦に入れ、この日は左腕フルーハティからの今季初のブルペンデーとなる。

 一方、ブ軍の岡本は前日渡米後ワーストの4三振と苦戦したが、2試合ぶりの4番で起用された。シュナイダー監督は「誰にでもあること」と心配しておらず、クリーンアップに起用。過去、複数の日本が4番に起用されたシーズンは、松井秀喜、田口壮の2005年に遡るが、対決は実現せず、2022年には、大谷翔平鈴木誠也筒香嘉智の3人が4番に起用されたもの、直接対決には至らなかった。

 当初のホワイトソックス予想先発は、昨季までDeNAにいたメジャー復帰したケイだったが、前日、初回を3者凡退と成功した右腕テーラーに変更された。ケイが29日のメジャー復帰初登板(ブルワーズ)で、初回にソロ被弾を含む3被安打で4失点と、立ち上がりに苦戦したこともあり、「彼にソフトな着地(円滑な立ち上がり)をしてもらうため」(ベナベル監督)という背景も。ケイは2番手でスタンバイし、テーラーが2試合連続1イニング限定で先発する。

 2番手ケイは、岡本の”お得意様”でもある。日本時代の対戦成績は2本塁打を含む、15打数6安打と相性は抜群だ。

シュナイダー監督は「カズVSケイのビデオを見た。選手たちも、カズが本塁打を打っているシーンを見て楽しんでいたよ。データ上、先発投手は、打者と3巡するより、2巡の方が有利とされている。ケイも、どこかで出てくるでしょう」。岡本VSケイの実現を楽しみにしていた。

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