◆新日本プロレス「SAKURA GENESIS 2026」(4日、両国国技館)観衆6009

 新日本プロレスは4日、両国国技館で「SAKURA GENESIS 2026」を開催した。

 メインイベントでIWGPヘビー級王者・辻陽太が春の最強決定トーナメント「NEW JAPAN CUP 2026」を制覇したカラム・ニューマンと2度目の防衛戦。

激しく攻防が入れ替わる熱戦は、24分17秒、MAKE WAYでニューマンが勝利し、「23歳7か月」史上最年少でIWGPヘビーを奪取した。

 2度目の防衛に失敗した辻は、「IWGP2冠王」だったがこれで「GLOBAL王座」のみになった。

 失意の中、リング下で正体不明の覆面男に襲撃されパイルドライバーで脳天を場外マットへ突き刺された。男は、覆面を脱ぐと現れたのは、新日本プロレスからAEWを主戦場に変えたばかりのゲイブ・キッドだった。

 ゲイブは、AEWのTシャツをあらわにすると、辻をIWGP GLOBALベルトで殴打し、そのままバックステージまで引きずった。ゲイブは「AEWから来てやったぞ。話そうじゃないか。俺の決断について人があれこれ言ってる。ああ? 俺の決断について口出しする連中……『愛より金を選んだ』って? 違う、俺は愛を選んだ。なぜなら、この世界に対する俺の愛は、去年、完全に死んだからだ。そんな俺にもまた愛が生まれた。いつものように、そして今ここにいる」と叫ぶと「俺はこのクソみたいな会社に、タナハシ、スガバヤシに……会社にいる全てのヤツらに、戦争を仕掛ける。

皆、クソ食らえ。若いヤツらも、クソ食らえ」と吐き捨て、倒れている辻を指差し「コイツも、クソ食らえ」と罵倒した。

 さらに辻を踏みつけ「お前がこの会社を守るつもり? “新日本”を守る? 新日本なんて茶番のようなもの。くだらない冗談だ。オスプレイがなぜ去ったのか誰も聞かない。EVILが、ヒロムがなぜ去ったのか、それも誰も触れない。それなのに、お前らは全部、俺のせいにしようとする。お前ら一人残らず、クソ食らえ……そしてクタバレ」とののしり、IWGP GLOBAL王座を「俺が奪い返して、日本から遠ざけておく。これはGLOBAL王座だよな? アメリカに持ち帰って、俺が有名にしてやる。全てはここから始まる」と挑戦を宣言した。

 嵐のようにゲイブが去ると辻は「オイ……オイ……お前らがやりたかったのはこういうことか。この結末で満足か。

IWGPが……あのやり方で納得できるか。アァ……何度だって俺は立ち上がり続ける。でも、ゲイブ、お前が先だ」とうめきながら挑戦を受諾した。

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