ロッキーズの菅野智之投手が4日(日本時間5日)、本拠地・クアーズフィールドで取材に応じ、今季2度目で本拠地初登板となる翌5日(同6日)のフィリーズ戦に向け、「変化球の動きとかそういうものが違うので、軸となるボールだったりとか、使っていく球種というのは他の球場とは変わってくると思うので、早くそこに適応していきたいなと思っています」と意気込んだ。

 コロラド州デンバーの本拠地・クアーズフィールドは、標高約1600メートルの高地にあり、気圧が低いため空気抵抗が少なく、他球場に比べて打球の飛距離が約10%伸びるとされている「打者天国」で投手には厳しい環境となっている。

山岳地帯で乾燥も激しく、ボールも滑るとされるだけに、前日のブルペンでは入念に確認。右腕は「やっぱりその、変化球だったりとか、ボールの動き方が違うということなんで、昨日のブルペンでも試すことができた。投手コーチからもチームメートからもいろんなアドバイスをもらっています」と話した。

 米メディアからは「日本で打者が有利な球場は?」と質問が飛ぶと、「東京ドームです」と即答。巨人で12年間を過ごした古巣の本拠地の名を挙げた。理由も求められると、元巨人のエース右腕は「単純に球場が狭いっていうのと、ボールも気圧の関係上、よく飛ぶっていうふうに言われているので、日本人の中ではホームランが出やすいと知られています」と説明した。

 菅野はメジャー1年目だった昨季、オリオールズで1年間先発ローテを守り抜き、30登板で10勝10敗、防御率4・64をマークしていた。今季は2月のキャンプイン後にロッキーズ入りが決定。新天地加入後はビザの問題などもあってオープン戦で登板せずに帰国し、侍ジャパンの宮崎合宿に合流した。WBCでは、8日の1次ラウンド3戦目だったオーストラリア戦(東京ドーム)で先発。4回4安打無失点の好投を見せてチームに勝利を呼び込んだ。その後、準決勝・イタリア戦(米マイアミ)で先発が見込まれていたが、準々決勝・ベネズエラ戦で敗れたため、WBCでは1試合の登板のみで、ロッキーズに再合流した。

 先月30日(日本時間31日)、敵地でのブルージェイズ戦では移籍後初先発。4回2/3を投げ、ソロ本塁打による1失点のみ、2安打4奪三振2四球だった。元チームメートのブルージェイズ・岡本和真内野手との元巨人対決は2打席勝負で、空振り三振と四球だった。

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