◆陸上 関東学生対校選手権ハーフマラソン(5日、静岡・焼津市焼津漁港新港発着=21・0975キロ)

 例年5月に行われている陸上の関東学生対校選手権(通称・関東インカレ)の男子ハーフマラソン(21・0975キロ)は今年から4月上旬の焼津みなとマラソン(静岡・焼津市焼津漁港新港発着)と併催された。また、昨年までは1部と2部はスタート時間が異なり、別のレースとして行われいたが、今年から同時スタート。

順位は1部、2部でそれぞれ分かれるが、実質、同じレースで勝負した。

 1部は、山梨学院大のブライアン・キピエゴ(4年)が1時間1分23秒で圧勝。圧巻の4連覇を飾った。

 2部は、キピエゴに約8キロまで食らいついた創価大の山口翔輝(3年)が1時間2分55秒で初優勝した。

 従来の焼津みなとマラソンの大学対抗ペアマラソン(上位2人の合計タイム)は1、2部総合で争われ、山梨学院大が2時間5分30秒で優勝。箱根駅伝優勝の青学大や同2位の国学院大などを破り、金星を挙げた。

 総合2位の山口に1分32秒の大差をつけて圧勝したキピエゴは「風がメチャきつかった。4連覇はうれしいです」と日本語で笑顔を見せて話した。総合12位、1部5位と大健闘した平井翼(4年)は「思ったより暑くてきつかったですけど、自分次第でペアマラソンに優勝できると思っていたので、頑張れました」と充実の表情で話した。

 大崎悟史監督(49)は「キピエゴは大したものです。よく頑張りました」と4連覇をたたえた。その上で「今後も全日本大学駅伝関東選考会(5月4日)の1万メートル、関東インカレでも5000メートルか1万メートルでもフル回転してもらいます」と期待込めて話した。

5位入賞と大健闘した平井は今年1月の第102回箱根駅伝では9区登録から当日変更で出番なしに終わったが、その悔しさを糧に成長。大崎監督は「コツコツと努力を続けられる選手です」と平井を高く評価した。

 ハーフマラソン以外の競技は、5月21~24日に栃木・カンセキスタジアムとちぎで開催される。関東インカレの男子の1部と2部は短距離、フィールド種目を含めた総合力で決まるため、箱根駅伝優勝の青学大、同2位の国学院大、同6位の駒大など駅伝をメインに強化している大学は2部に属する。そのため、長距離種目においては1部と2部は実力差はない。

 今大会の上位成績は以下の通り。

 ▽1部

 <1>ブライアン・キピエゴ(山梨学院大4年)1時間1分23秒

 <2>佐藤 大介(中大3年)1時間3分50秒

 <3>中野 純平(東海大3年)1時間3分54秒

 <4>小平 敦之(早大4年)1時間3分56秒

 <5>平井 翼(山梨学院大4年)1時間4分7秒

 <6>小林 侑世(順大4年)1時間4分17秒

 <7>可児 悠貴(東海大4年)1時間4分25秒

 <8>熊井 志岳(城西大4年)1時間4分30秒

 ▽2部

 <1>山口 翔輝(創価大3年)1時間2分55秒

 <2>吉田蔵之介(国学院大4年)1時間3分17秒

 <3>浅川 侑大(帝京大4年)1時間3分25秒

 <4>鳥井 健太(青学大4年)1時間3分32秒

 <5>衣川 勇太(創価大2年)1時間3分45秒

 <6>野田 顕臣(国学院大2年)1時間3分58秒

 <7>新谷 倖生(駒大4年)1時間4分6秒

 <8>三原 涼雅(神奈川大4年)1時間4分41秒

 ▽焼津みなとマラソン大学対抗ペアマラソン

 <1>山梨学院大 2時間5分30秒

 <2>創価大   2時間6分40秒

 <3>国学院大  2時間7分15秒

 <4>青学大   2時間8分18秒

 <5>東海大   2時間8分18秒

 <6>早大    2時間8分56秒

 <7>帝京大   2時間9分3秒

 <8>順大    2時間9分11秒

 <9>中大    2時間9分22秒

<10>城西大   2時間9分54秒

<11>神奈川大  2時間10分28秒

<12>東洋大   2時間11分16秒

<13>駒大    2時間11分56秒

<14>立大    2時間12分24秒

<15>拓大    2時間12分26秒

<16>国士舘大  2時間12分34秒

<17>麗沢大   2時間12分46秒

<18>流通経大  2時間13分41秒

<19>法大    2時間14分47秒

<20>東農大   2時間15分3秒

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