男子テニスの錦織圭(36)=ユニクロ=が5日、自身のX(旧ツイッター)で引退報道を否定した。仏レキップ紙などが今週で引退すると報じたことを受けて「たくさんの偽情報が飛び交っている」と否定。

長く練習拠点としてきた米フロリダ州のIMGアカデミーで開催されるツアー下部大会・サラソタオープン(OP、6日本戦開幕)に出場することを明言し「今週、引退することはない」断言した。

 ただ今後については「この件については、近いうちに自分の口からアップデートをお伝えする」とした。現在の世界ランキングは417位で、同大会には主催者推薦で本戦出場を予定している。

 36歳の錦織は22年の左股関節手術から左ひざ、右足首、右肩などと故障が続く。今年1月4日に行われたキャンベラ国際(オーストラリア)予選1回戦で開幕を迎えたが右肩痛で第2セット途中に棄権。予選からの出場を予定していた全豪オープン(オーストラリア・メルボルン)を欠場した。その後、3月上旬のツアー下部大会のティオンビル・オープン(フランス・ティオンビル)で復帰し、予選を2回勝ち抜いて出場した本戦の2回戦で逆転負け。翌週のツアー下部大会にも出場し1回戦負けしていた。

 昨年12月のスポーツ報知単独インタビューでは、25年を「テニス人生最大の危機」と表現。何度も負傷とリハビリを繰り返してきたことから、8月に「頭が耐えきれなくなった」と本気で引退を考えたことを吐露。それでも現役続行を決断した理由について「自分の持っている才能を、ここで終わりにするのは、もったいないというのが僕の中に常にある。けがで終わるというのは、一番アスリートがしたくない最悪のシチュエーション。

それで終わりたくない」と語っていた。

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