◆米大リーグ ナショナルズドジャース(5日、米ワシントンDC=ナショナルズパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が5日(日本時間6日)、佐々木朗希投手(24)が先発した敵地・ナショナルズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、3回の2打席目に先取点となる2号ソロを放つと、同点の8回には勝ち越しの左犠飛を放った。

 ナショナルズの先発はフォスター・グリフィン投手(30)。

昨季までの3年間、巨人でプレーした左腕だ。今季からメジャーに4年ぶりに復帰すると、今季初登板だった3月30日(同31日)の敵地・フィリーズ戦では5回5安打2失点の好投を見せて、メジャーではロイヤルズ時代の20年以来6年ぶりの勝利をつかんだ。大谷との対戦へは「彼は世界一のバッター。抑えられるように一生懸命投げる」と意気込んでいた。

 悪天候で試合開始が2時間9分遅れてプレーボールとなった敵地・ナショナルズ3連戦の3戦目。1回表先頭の1打席目は、空振り三振に倒れた。朗希も2回までは無失点で好発進を切った。

 両軍無得点の3回1死走者なしで迎えた大谷の2打席目。カウント2ボール、1ストライクから4球目、グリフィンのカットボールを振り抜くと、先取点となる2号ソロはは中堅右に消えていった。先取点となる2号ソロは打球速度は114・6マイル(約184・4キロ)、打球角度26度、飛距離438フィート(約134メートル)の特大弾だった。

 朗希が3回に2点、4回に4点を失って逆転され、1―6で5点を追う5回1死走者なしの3打席目は右翼線へ二塁打を放ち、3試合連続のマルチ安打となった。

 最大5点差があったが、ドジャースは8回に追いつくと、大谷の左犠飛で勝ち越し。

5回6失点だった朗希の負けも消えた。

 大谷はナショナルズ3連戦の初戦だった3日(同4日)に、元巨人のマイコラスから開幕7試合、28打席目にしてようやく今季初の本塁打。前日4日(同5日)も2本の右前安打を放ち、2試合連続安打をマークした。開幕からの6試合ではわずか3安打だったとあって、調子は上向き、昨年8月24日(同25日)の敵地・パドレス戦から続く連続試合出塁を2打席目の2号ソロで「40」に伸ばし、イチローマリナーズ)が2009年4月28日~6月14日に記録した日本人記録にもあと「3」と迫った。

 この日の試合は雨による悪天候のため試合開始が2時間9分遅延したが、大谷は8日(同9日)の敵地・ブルージェイズ戦先発へ向けて大雨が降っていた誰もいないグラウンドで試合前にはキャッチボールを約20分間行い、キャッチボール後にはびしょぬれになりながら練習を見ていた少年にボールをプレゼントしていた。

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