「第14回BFA U18アジア選手権」(9月、台湾・台北)に出場するU―18日本代表候補強化合宿に参加していた北海の最速147キロ右腕・森健成(2年)が6日、チームの全体練習に合流した。2年連続夏の甲子園出場と日本代表入りを目指し、貴重な経験を成長につなげていく。

 今秋のドラフト候補ら高校野球界を代表する選手との合宿を終え、森が充実の表情で北海道に帰ってきた。2年生の選出は4人のみ。岡田龍生監督(東洋大姫路)からも期待の声をかけられた右腕は、「吸収するものばかり。高いレベルで3日間を過ごすことが出来た」と振り返った。

 合宿中には、シート打撃に2度登板。最速145キロを計測するなど世代トップクラスの打者14人を2安打に抑えた。北海道では空振りを奪えていた決め球をバットに当てられるなど、レベルの高さを感じながらも「思ったより通用したのかな。まっすぐで空振りが取れたので、自分のまっすぐに自信がつきました」とうなずいた。

 同部屋は横浜のエース右腕・織田翔希投手(3年)で、投球時の体の使い方やカーブの握り方などについて直接指導を受けた。織田が毎朝、夜に欠かさず1時間のウォーキングを行う姿を目の当たりにし、野球に対する姿勢も学んだ。また、昨夏の甲子園で優勝に貢献した沖縄尚学の左腕・末吉良丞投手(3年)とキャッチボールをする機会にも恵まれ、「グラブが壊れるかと思った。球威、ノビは今までに見たことのないボール。

びっくりした」。初めて感じた衝撃は、今も左手に残っている。

 昨夏は1年生ながら甲子園1回戦で先発し、自己最速147キロをマークするも3回2失点。ほろ苦い聖地デビューとなり、「球が速いピッチャーより勝てるピッチャーになって甲子園で勝っていきたい」。「高校BIG3」の両投手から得た学びを生かして夏に甲子園切符をつかみ、1年ぶりの大舞台でのリベンジを誓った。

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