◆第86回桜花賞・G1(4月12日、阪神競馬場・芝1600メートル)

 師弟コンビで初JRAタイトル奪取だ。ナムラコスモス(牝3歳、栗東・大橋勇樹厩舎、父ダノンプレミアム)は7日、厩舎所属の田口貫太騎手を背に、ダートEコースから坂路でリズム良く登坂。

大橋調教師は「よく頑張っている。体もあるし、イレ込まないし、レースでも引っかからない」と優等生への手応えを深めた。

 日曜の調教にもまたがる鞍上と、外枠だったチューリップ賞では先行策を取り、2着で桜花賞への切符を獲得。それでも、最後に首差とらえられた愛弟子に「壁を作っていたら(結果は)違ったんじゃないか。調教師と馬は冷静(笑)。いかにロスなく立ち回れるかだね」と笑顔で発破をかけた。

 母ナムラリコリスも大橋師が管理した。21年の函館2歳Sを制したが、重度の喉鳴りで翌春引退。「これが初子で、弟子を乗せて、夢はあるよね」と指揮官。師弟初のJRA重賞Vを大舞台で決める。(松ケ下 純平)

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