俳優の片岡鶴太郎が7日、大阪・森ノ宮のクールジャパンパーク大阪TTホールで、同・鈴木拡樹とW主演する舞台「ブラック・コーヒー」の前日リハーサルと取材会に挑み、ヨーギー(ヨガ実践者)としての“超早起き”が乱される舞台人としての生活パターンを明かした。

 アガサ・クリスティ原作の本作で鶴太郎が演じるのは名探偵エルキュール・ポワロ。

舞台でサスペンスの主演を務めるのは初めてとのことだが、1996~2022年のテレビ朝日ドラマ「終着駅シリーズ」の牛尾刑事役は記憶に新しく、1990~98年にもフジテレビ系ドラマ「片岡鶴太郎の金田一耕助シリーズ」でも一世を風靡(ふうび)した。

 「耕助は僕も実年齢30代でやってまして。ボサボサ頭でバーッと走って、かなり肉体を使って、足で事件を解決していく。でもポワロは事件が起きれば起きるほど、むしろ静かに座って、灰色の脳細胞でゆっくり事件をたどっていく。70代(71歳)になって一番いいタイミングで演じることができる」

 そう言ってうなずいた老境の鶴太郎。なぜかベルギーの名探偵が日本の古典芸能を演じたり、日本の歌謡曲を口ずさむシーンもあるなど、鶴太郎ワールドも随所に見せつけた。

 鶴太郎ワールドと言えば、ヨガとヨーギーとしての生活習慣だろう。普段は朝を通り越して午後1時に起き、午前5時までヨガを行っている。鶴太郎にとって“不健康”な生活パターンとなること必至の大阪生活はどうなのだろうか。

 「2回公演(の2回目)は(午後)6時開演。普段私、寝てるんですね。(終演時刻の)9時に帰ってすぐ寝て。

11時に起きるのは無理ですから、12時か(午前)1時には起きて、ヨーギーとしてヨガをやるつもりです。お昼と夜(の公演)の場合は、休憩時間に仮眠を取ってエネルギーをチャージしていますので、全然問題ありません」

 取材会には鶴太郎、大阪出身の鈴木のほか「大阪・桃山学院大学。“ピン大”出身です」という演出・野坂実氏も出席した。他に宝塚歌劇団元宙組トップスター・凰稀かなめ(ルシア役)、元星組スター・天華えま(バーバラ役)らも出演している。TTホールで8~12日、18~26日に東京・高輪のステラボールで上演される。

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