◆第86回桜花賞・G1(4月12日、阪神競馬場・芝1600メートル)=4月8日、栗東トレセン

 母に16年のオークス馬シンハライトを持つ良血、アランカール(牝3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父エピファネイア)と挑む武豊騎手=栗東・フリー=が4月8日、栗東トレセンで共同会見を行った。前走のチューリップ賞3着からの継続騎乗。

04年ダンスインザムード以来、自身22年ぶり、史上最多更新の6勝目へ意気込みを語った。一問一答は以下の通り。

 ―騎乗する前のアランカールの印象は。

 「デビューからの2連勝はすごく強かったですし、すごく素質のある馬かなという印象はありました」

 ―騎乗後の印象は。

 「少し乗りにくいところもあるのかなと思ったんですけど、思っているほどではなかったかなという感じ。レース(チューリップ賞)は極端なスローペースでもあって、少し戦いにくいレース展開だったかなと思います」

 ―イメージとの違いは。

 「当然、レース当日の方が少しテンションも高かったですし、折り合いも調教はそれほど難しくなかったんですけど、レースに行ったら少し(折り合いの難しさが)ありそうだなと思いました」

 ―最後の伸び脚の感触は。

 「ペースが遅かったこともあり、他の馬もみんな伸びていたんですけど、最後、ゴール前の脚いろはすごく良かったです。ただ、瞬発力という点では、目の前にいた勝ち馬に一瞬離されてしまったので、その差が出たかなというところはありました」

 ―1週前追い切りを振り返って。

 「動きは良かったですね。ちょっと体が細いかなというのも、なくはなかったかなという感じ。ただ、一度使って当然状態は今回の方が上回っていると思いますし、前回以上の走りができないと当然勝てないと思います。

僕も2度目なのでいろいろと考えて乗りたいなと思います」

 ―良化を求める点は。

 「馬体を見てもまだ幼い、まだ完成していないなという感じはうかがえますね。逆に言えば、伸びしろがまだまだありそうな感じです」

 ―母がシンハライト。距離が伸びてよりいいという話もあるが、適性については。

 「血統的にはそう(距離が延びていい)でしょうね。ただ、やっぱり、レースに行ってちょっと一生懸命に走ってしまうところが、前半から少しあるかな」

 ―阪神の今の馬場は。

 「今年の阪神競馬場はすごく芝のコンディションがいいですし、今週から仮柵もつけて、やっぱりタイムはある程度速くなると思いますからね。ただ、対応はできるんじゃないかなと思っています。ある程度(時計が)速くなっても、(馬場が)荒れてきても対応できそうな馬です」

 ―アランカールの良さは。

 「一度乗っただけですけど、素質は感じていますし、この馬のポテンシャルの高さがあると思うので、力を出し切ればチャンスだと思います。世代のトップレベルにいる馬だと思います」

―勝てば自身は歴代最多の6勝目で、22年ぶり。

 「もちろん、その記録は抜きにしてもやっぱり勝ちたいですしね。

そうですね。久しぶりに桜花賞を勝ちたいですね」

 ―阪神競馬場の桜は先週の時点で五分~七分咲き。桜舞う中での桜花賞へ、意気込みを。

 「先週(の大阪杯)は僕も咲かなかったので。今週は満開にしたいですね」

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