◆第86回桜花賞・G1(4月12日、阪神競馬場・芝1600メートル)追い切り=4月8日、栗東トレセン

 機敏なフットワークで駆け抜けた。アランカール(牝3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父エピファネイア)は栗東・CWコースでセッション(6歳オープン)を3馬身半追走。

4角で並びかけると、馬なりでシャープに脚を伸ばした。6ハロン85秒4―11秒4で併入。斉藤崇調教師は「やりすぎないように。時計的にも動き的にも、ちょうどいい形で終われた」と満足げな表情を浮かべた。

 オークス馬の母シンハライトをはじめ、近親に活躍馬が多い血統。指揮官は、1歳時から「小柄だけどすごくバランスのいい馬」と光る物を見抜いていた。2歳7月に福島でデビュー勝ちし、続く野路菊Sも勝利。クラシック戦線にしっかり駒を進めてきた。「今年の春も、これから先も、ずっと活躍してくれるんじゃないか」と、大きく羽ばたくことを願う。

 鞍上の武豊騎手は、勝てば04年ダンスインザムード以来22年ぶりで歴代最多を更新する6勝目(2位は河内洋、田原成貴、安藤勝己の4勝)。「久しぶりに桜花賞を勝ちたい」と力を込める。5日の大阪杯はメイショウタバルで2着で、「先週(の大阪杯)は僕も咲かなかったので。

今週は満開にしたいですね」とユタカ節も全開。レジェンドと良血馬のタッグで、桜の舞台を沸かせる。(水納 愛美)

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