◆第86回桜花賞・G1(4月12日、阪神競馬場・芝1600メートル)追い切り=4月8日、栗東トレセン

 1週間でグッと上向いた。ドリームコア(牝3歳、美浦・萩原清厩舎、父キズナ)は滞在中の栗東・CWコースでモスクロッサー(5歳障害未勝利)を1馬身半追走。

直線では内から並び、馬体をダイナミックに収縮させてゴールした。6ハロン83秒7―11秒2で2馬身先着。反応が鈍かった先週とは見違えるような軽快さだ。萩原調教師は「出走の態勢は整ってきたかなと思います」と手応えを得ている。

 萩原師は重賞初制覇となった前走のクイーンCを高く評価。好位から力強く抜け出した走りを「それまでの3戦とは違う、いい瞬発力を見せてくれました」とたたえる。全4戦中唯一の敗戦が阪神と同じ右回りの中山(サフラン賞3着)だが、「前走で違った競馬ができたので、今までの3走はそんなに参考にしなくてもいいのかなと思います」と不安視していない。

 国内外でG12勝を挙げた母ノームコアも自身が管理。母は芦毛、娘は鹿毛と見た目は異なるが「能力の高さはそこにあると思います」と、血統の力を実感する。母子G1勝利、そして母が届かなかったクラシック制覇へ、夢を乗せて臨む。(水納 愛美)

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