◆第86回皐月賞・G1(4月19日、中山競馬場・芝2000メートル)1週前追い切り=4月9日、美浦トレセン

 きさらぎ賞を勝ったゾロアストロ(牡3歳、美浦・宮田敬介厩舎、父モーリス)は、重賞初制覇の勢いを生かしてクラシック1冠目へ挑む。

 新コンビを組む岩田望来騎手=栗東・フリー=が美浦に駆けつけて、1週前追い切りを敢行。

Wコースでロジシルバー(6歳3勝クラス)を2馬身追走、グリオンヴール(3歳1勝クラス)に3馬身する形の3頭併せで、ロジシルバーに早めに並びかけて直線を迎えた。そこからはジョッキーのアクションに応えてグングンと伸び、僚馬2頭に1馬身先着しフィニッシュ。6ハロン81秒9―11秒1と、きさらぎ賞の1週前でたたき出した自己ベスト(81秒4)に次ぐ、上々の時計をマークした。

 初コンタクトを終えた鞍上は「思った通りにいい馬でした。1週前なのでしっかりやりました。感触を確かめる感じで、最後は動かしてくれとの指示でしたが、落ち着きがあったし良かったと思います」と好感触をつかんだ様子。過去5戦はすべて1800メートル以下で、初めてのコーナー4つ、初の中山と、経験をしていない点が多い。「あとは舞台が合うかどうかですね。小回りの2000メートルはどうかなと思いますけど、やってみないと分からないですから」とコース攻略をカギに挙げた。

 例年にないほどの大混戦と見られている1冠目。重賞好走実績は上位で、チャンスは十分にありそうだ。

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