◆米大リーグ マリナーズ9―6アストロズ(10日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)

 アストロズの今井達也投手が10日(日本時間11日)、敵地のマリナーズ戦でメジャー3試合目の先発登板。立ち上がりから大乱調で初回1死で降板した。

 直球の制球に苦しみ、先頭のクロフォードと昨季2冠王ローリーに連続四球を与え、無死一、二塁のピンチを招いた。3番ロドリゲスは遊撃内野安打で無死満塁。4番ネイラーに対しては暴投で先取点を献上した。ネイラーにも四球で再び無死満塁とされ、5番アロザレーナには押し出し死球で2点目。レイリーは二ゴロに打ち取ったが、3点目を失った。7番ヤングに4つ目の四球を与えたところで降板した。

 緊急登板した2番手オカートが後続を封じ、今井は1/3回1安打3失点4四球1死球、防御率7・27となった。37球を投げ、ストライクは半数以下の17球だった。

 4日(同5日)、敵地アスレチックス戦での前回登板で6回途中無失点と好投し、メジャー初勝利。一転しての背信マウンドにエスパダ監督は「前回は素晴らしい投球を見せたが、今日はストライクゾーンを見付けるのに苦労していた」と評した。

 「初めてこっちに来て、マウンドが硬いなと思ったのが第一印象。初めてのマウンドだったので、そこにちょっとうまくアジャストできなかった」と今井。

「これだけ寒い時に投げることはなかなか日本ではないですし。元々、あまり制球の良い投手ではないですけど。そこの環境の変化とかに、まだ対応しきれてない部分っていうのが、ほとんどかな」と自己分析した。

 前回登板も初勝利を挙げたが満足いく内容ではなかったという。「セットポジションで投げている感覚が全然良くない。良い感覚でセットに入れるポジションをまだ見つけきれていない。常に不安を持ちながら投げている感じは、スプリングトレーニングの時からあるんで、そこが課題かなと思います」と赤裸々に語った。

 降板直後の2回に2死満塁から捕手バスケスが走者一掃適時二塁打を放って同点に追いつき、今井のメジャー初黒星は消滅。その後再度勝ち越され、試合は敗れた。

 3月29日のデビュー戦(対エンゼルス)で力負けしないように「若干怖さというか、力任せに投げてしまった」と3回途中4失点で途中降板。この反省から4日(同5日)、敵地のアスレチックス戦で「速い球を投げるというより、まずしっかりストライクゾーンに直球も変化球も投げることが大事だと思った」と6回途中3安打無失点と好投し、メジャー初勝利を挙げていた。

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