◆米大リーグ ドジャース8X―7レンジャーズ(10日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が10日(日本時間11日)、本拠地・レンジャーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、日本人選手としてはメジャー最長記録となる44試合連続出塁を記録した。1点を追う5回1死一塁の第3打席で右前打を放ち、09年イチローマリナーズ)の記録を更新した。

 大谷は昨年8月24日(同25日)の敵地・パドレス戦から連続出塁を続けている。メジャー記録は1949年7~9月のテッド・ウィリアムズ(レッドソックス)が樹立した「84」。大谷が追いつくためにはあと「40」が必要だ。ドジャースの球団記録は、1900年以降では1954年ジョーンズの「58」で、本拠地がロサンゼルスに移転した1958年以降では2000年グリーンの「53」。球団記録、メジャー記録への挑戦は続いていく。

 試合後、ロバーツ監督の大谷に関する問答は以下の通り。

―大谷が日本人選手の連続出塁記録を更新した

 「素晴らしいと思う。彼は四球を選び、ヒットを打っているが、まだ本調子ではない。我々がこれまで勝ってきた試合、ここ7、8試合で挙げてきた得点、そして翔平がこれから本領を発揮することを考えれば、それは我々にとっていい兆候だ」

―彼は自身のボブルヘッドデーに記録を成し遂げた。自分の記念日にはいつも素晴らしいプレーをすることをどう思うか

 「今夜は彼がホームランを打つと思っていたし、彼自身もボブルヘッドデーにホームランを打ちたいと思っていたはずだ。だが、そうはならなかった。最後の打席では相手が彼を警戒して歩かせたが、それは理解できる。

翔平はいい状態にある。本当にそうだ。だが、時には他の選手たちが彼をカバーできるというのもいいことだ」

―彼はトロントで『四球が好きだ』と言っていた

 「自分自身に言い聞かせているのだと思う。選手は打ちたいものだし、バットを振りたがるものだ。しかし彼は賢いので、もし相手が勝負してこないなら四球を選ぶ方がいいプランだと理解している」

―大谷のような選手にとって出塁できる能力は過小評価されているスキルなのか

 「それは規律、そして出塁することを価値あるものと捉える姿勢によるものだと思う。四球の一部は、彼があまりにも才能豊かな選手であるために相手が慎重に投げざるを得ないという、いわば必然的なものだ。彼はそれを尊重し、タッカーやウィル・スミスに(歩かせたことの)代償を払わせるだけの規律を持たなければならない。打者は時として我慢強くなくなるものだが、彼は一貫性を示す素晴らしい仕事をしている」

編集部おすすめ