◆第86回皐月賞・G1(4月19日、中山競馬場・芝2000メートル)

 3度目の重賞挑戦できさらぎ賞を勝利したゾロアストロ(牡3歳、美浦・宮田敬介厩舎、父モーリス)は、底知れぬポテンシャルを感じさせる。

 初タイトルを手にした前走は、わずか頭差で4頭横並びの大接戦をものにした。

宮田調教師が「個人的に勝って良かったんですけど、最後に少し気を抜いてるようにも見えました。ゴール後に、また加速してビューンと行ったので、もう1つスイッチがあるのでは」と話すなど、今後に期待を抱く内容だった。

 9日は新コンビの岩田望来騎手が美浦に駆けつけて追い切りに騎乗。3頭併せの真ん中に入って、初コンタクトした。指揮官は「直線もとても良いフォームで走れていました。底知れないところは、ジョッキーも感じたようです」と笑顔。1ハロンの延長となるが「心肺機能の高さを感じています」と評価するように、距離はもっとあってもいいタイプ。モーリス産駒が一気に覚醒となれば、この舞台でも勝機がありそうだ。

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