産駒デビューから足掛け1年でようやく初勝利を挙げた種牡馬に注目が集まっている。14日の函館2R・3歳未勝利(ダート1700メートル)を制したのはアスクピーターパン産駒のストロングボーイ(牡3歳、栗東・野中賢二厩舎)。

昨年から種牡馬としてデビューした父にJRA初勝利を贈った。

 ストロングボーイは今年1月の京都でデビュー。初戦こそ9着に敗れたが、2戦目以降は5着、2着、3着、3着と4戦続けて掲示板以内を確保していた。今回も序盤で後方に置かれる厳しい展開だったが、3角からまくり気味に進出すると直線で粘る先行馬を差し切り、1馬身半差をつけてゴールを駆け抜けた。勝ち時計は1分45秒5(良)。

 アスクピーターパン産駒は初年度の3歳世代は10頭が血統登録されているが、JRAで5頭が出走。2歳世代は3頭、1歳世代は2頭がそれぞれ血統登録されている。初めて勝ち馬を送り出したアスクピーターパンは、父が14戦14勝で引退した怪物フランケル、母がヴィクトリアマイル連覇などG1を3勝したストレイトガールという血統。2016年の現役後にイギリスに渡ったストレイトガールが欧州最強馬のフランケルと交配し、最初に生まれたのがアスクピーターパンだった。出走歴はなく、そのまま種牡馬入りしている。また、2つ下も同じフランケル産駒のアスクビートルズ(牡)で、2022年にデビュー。3戦1勝の成績で抹消されている。

 

 祖母にあたるストレイトガールはけい養先のASK STUDで先月に17歳で死んだことがオーナーサイドから発表されている。天国の祖母へ送る貴重な勝利となった。アスクピーターパン産駒の初勝利にSNSでも「産駒初勝利よかったねえ」「ついに勝った」「知らないなと思ったら0戦0勝で繁殖入りした馬なのか!」「ストレイトガール、孫がやったぞ」「産駒勝てたのはめでたいね」「アスクピーターパン産駒とか初めて聞いた」などの反応が寄せられている。

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