◆全日本プロレス「スーパーパワーシリーズ2026」(18日、後楽園ホール)

 全日本プロレスは18日、後楽園ホールで「スーパーパワーシリーズ2026」を開催した。

 立見券も含めすべての席種が完売し当日券なしの沸騰大会。

NWA世界ヘビー級選手権で王者・"ザ・スリルビリー"サイラス・メイソンが芦野祥太郎と対戦した。

 メイソンは、1991年12月24日、米テネシー州メアリービル出身の34歳。身長は196センチ、体重136キロの超大型選手。ブラジリアン柔術黒帯、州高校レスリング選手権で2度の優勝経験を持つ本格派で2015年にプロレスデビュー。25年8月にニューヨークで行われたNWA77でトム・ラティマーを下しNWA世界ヘビー級王座を戴冠。NWAの反体制派「The Southern Six」メンバー。日本でも公開された映画『アイアンクロー』でテリー・ゴディ役を演じるなど役者としての顔も持つという。

 「NWA世界ヘビー級王座」は、昭和時代のプロレス界で最も権威がある世界王座で世界最強のプロレスラーが保持するベルトとうたわれた。当時の全日本プロレスは「NWAチャンピオン」は、専用の入場テーマソング「ギャラクシー・エキスプレス」を使っており、メイソンも伝統を継承し「ギャラクシー・エキスプレス」で入場した。

 試合は、激しい打撃戦から場外乱闘へ発展。芦野が必殺のアンクルホールドで一気に勝負を決めにかかったが驚異的なパワーではねかえした王者は、抱え上げたまま何度も回転したたき付ける必殺技「スリル・ライド」で勝利しベルトを防衛した。

 リング上で芦野と握手を交わしたNWA王者は、そのまま浴室へ直行し優雅にシャワーを浴びたためコメントはなし。

敗れた芦野は「強い」と実力を認め「米国へ行ってやる」と敵地でのリベンジ戦を予告していた。

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